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リサイクルはおいしい商売か
以前の「廃品回収業」「古道具屋」は今ではリサイクル業・リユース業と呼ばれるようです。
言葉は世相を反映します。新しい言葉ができそれに対応する新しい概念が仕事を生み、文化となります。漢字という表意文字と、ひらがなとカタカナという二種類の表音文字、そして外国語を少し加工するだけで日本語にしてしまえる便利な文法を持つ日本語の特性でしょうか、カタカナ言葉が無闇に増えました。最近ではリディユース・リファービッシュなる言葉も平然と使われるようになりました。日本人には日本語が単刀直入でわかりやすいのは勿論です。本来であれば将来の日本の自然環境や産業形態を決める重要な問題ですから、適正な日本語を使って単刀直入に表現するべきでありましょう。
オフィス家具の業界でもこの「リ・・・・・」への対応は進んでいます。本来メーカーは商品のライフサイクルが短いほど消費量が増えるのですから好ましいわけですが、かつて「敢えて製品の寿命を伸ばさないために強度を落とす」とかモデルチェンジしておいて「追加のときは全部買い換えてくれ」などと言っていたメーカーも、今では「リ・・・・・」対応をうたい文句にしています。
ISO14000が企業イメージのために使われ、それを取得するために「リ・・・・・」に取り組まざるをえない環境になってしまったからでしょう。
さてこの曖昧なカタカナ言葉ですが、曖昧であるがゆえに便利なのかも知れません。外国人からみると日本人の表現は曖昧で本心が解らないとはよく言われます。しかし、日本人同士ではむしろ曖昧な表現の方が心の機微がよく伝わることもあります。「曖昧」と言ってしまえばそれまでですが「ファジー」と言えば何か可能性を持った積極的な要素を感じます。多くは「感じ」であり実態は些細なものなのでしょうが、無限を期待させるこの「感じ」がビジネスチャンスとなり、営業努力に結びつくのかも知れません。
近年大企業が「リ・・・・・」に取り組むのも、このカタカナ言葉で書かれた「り・・・・」の持つ「ファジー」な可能性に惹かれてのことでありましょう。しかし、これはファジーゆえに過大な期待は持たない方がよろしいと考えます。
by saifukyo | 2005-07-28 11:45
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